ダメ社員の辞めさせ方
辞める方の立場で考えることはあっても、辞めさせる方の立場で考えたことは無いなと思って読んでみた。
結論から言うと、辞めさせることは非常に難しい。解雇するには非常に時間と手間がかかる。雇用を維持してても、辞めさせるのにもコストがかかる、経営者にとっては悩みの種の一つだと思う。
本文中にもあったっが
解雇は最後の手段であり、解雇に替わる方法がある場合には、かかる方法をとらなければならない。
とある。プログラマとして雇っても、資質が無いと判っても解雇するわけにはいかず、倉庫整理に配置転換してでも雇う余地がある場合は雇わないとダメらしい。
どうも試用期間で資質が無いとわかっても、そこで切る事はできないらしい。自分が経営の立場になったら簡単に雇う決断をするのはできなくなるだろうな。どうしても人が必要で、かつ資質に問題がある場合は短期雇用契約を結ぶが正社員にはしないだろうなぁ。そこで問題なければ正社員登用はあるだろうが、気軽に正社員にはできないと思う。
まぁ実際には各々の問題があって一概にそうとは言い切れないけど、今後の身の振り方の一考になったと思う。
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